フロアコーティングの硬度とは?

query_builder 2021/01/01
コラム

近年人気が高まっているフロアコーティング。
決して安い買い物ではないので、施工前にフロアコーティングについて調べる方は多いでしょう。
そうして調べている際に“硬度”と言う表記を目にした事はないでしょうか?
硬度はフロアコーティング選びの一つの目安にもなる値です。
硬度とは何なのか、表記にどう言った意味があるのか解説します。

▼そもそも“硬度”とは
硬度とは言葉の通り硬さの度合いを表します。
フロアコーティングにおいての硬度は「塗膜にこのくらい硬さがあるので傷への耐性はこのくらいですよ」と言う目安の値になります。

要は硬度が高いほど硬く傷への耐性が高くなると言う単純な話なんですね。

▼フロアコーティングの硬度表記
フロアコーティングの硬度表記は「日本工業規格(JIS)」で用いられている“塗装塗膜の硬さ”と“傷のつきにくさ”を数字で表す規格が基準になっています。
塗料引っかき硬度(鉛筆法)(※)と言う、塗膜の耐久性を試験する実験方法を使用した結果の数値を硬度として表記するんですね。
(※硬さの違う鉛筆を塗膜の上に滑らせ傷がつくかどうかを見る試験)

フロアコーティングの硬度は“Hと数字”で表記されます。
市販の鉛筆は大体「10B~10H」までが一般的です。
10Hに近づくほど鉛筆芯は硬くなるため、フロアコーティングの硬度表記も10Hに近いほど硬く傷つきにくいと言う事になります。

ただし、フロアコーティングで良く見る硬度表記は「HB~9H」ほどです。

▼種類別の硬度

フロアコーティングは種類によって硬度が異なります。

・水生アクリルコーティング…HB~2H
・油性ウレタンコーティング…3H~6H
・油性シリコンコーティング…3H~6H
・油性UVコーティング…5H~9H
・油性ガラスコーティング…6H~9H

上記の硬度はあくまでも目安で、施工会社やコーティング剤の種類、業者の技術などによって硬度は変動します。
“あくまでも目安”と言う事で、あまり硬度に囚われるのも良くないですね。

▼硬度が高ければ良いと言う訳ではない
なんとなく硬度が高ければ傷に強いし長持ちしそう…と思う方も多いと思いますが、決して硬度が高ければ良いと言う話ではありません!
確かに硬度が高ければ硬く強い床を作れますが、硬度が高いと言う事は「コーティング剤の柔軟性が少ない」と言う事です。

硬度が高いコーティング剤を厚く塗ってしまうと、表面が硬すぎて歩行によってコーティングにヒビが入ったなんて施工不良もあり得ます。
また、硬度が高いからと言って絶対に傷がつかないと言う訳でもないので、コーティング剤は業者との相談の上で、床材に適したものを選びましょう。

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