フローリングの一部が傷ついてしまったり、凹んだりめくれてしまった場合に一部分だけ張替えすることは可能なのでしょうか?
全面的に張替えするとなると、かなりの費用が掛かってしまいますよね・・
結論を言うと、フローリングの部分張替えは出来ます。
ここでは、フローリングの種類や部分張替えによるメリット・デメリットを紹介していきます。
▼フローリングの種類
■複合フローリング
合板や集成材など複数の木製の板を張り合わせて加工した床材。
表面には特殊な加工をしてあるシートを張ってあったり、デザインや色が豊富。
ツヤがあり、触るとひんやりしているのが特徴。
・張替えする場合
部分的な張替えは、フローリング材全体ではなく張り替えたい部分のみでも可能。
切り取る部分と新しいフローリング材の大きさをきっちり合わせて不自然にならないように合わせなくてはならない。
■単一フローリング
単一の材料で作られており、無垢フローリングとも呼ばれている。
ヒノキ・ナラ・桜など素材となる木材をそのまま使用している。
種類により見た目や触り心地も違う。
複合フローリングよりも価格が高く高級感がある。
・張替えする場合
1本区切りごとに1枚のフローリング材になる。
溝ごとに張替えができ、価格は高くなるが補修は複合フローリングよりは単一フローリングの方が簡単。
▼部分張替えによるメリット・デメリット
■メリット
・すぐに終わる
全面張替えよりも、部分張替えの方が工期が短いため業者に依頼した場合は半日?1日程度で終了します。
・家具を移動する必要がない
該当する部分以外の家具を移動する必要がありませんのでお手軽です。
■デメリット
・見た目の違い
フローリング材のデザインや材質は種類が豊富なため、全く同じ色味やツヤのものを探すのが難しい場合もあります。
その為、他の部分との見た目の違いが出てくることがあります。
▼終わりに
部分張替えは全面張替えよりもお手軽なため、簡単なようですが完璧に仕上げることは難しいです。
仕上がりにこだわる方は全面張替えをお勧めします。